葛西臨海・海浜公園のある場所は、かつて葛西三枚洲と呼ばれ、海苔の養殖やアサリなどの漁が盛んな漁場豊かな海でした。しかし、昭和40年代より葛西沖計画により埋立が進み、身近な海が大きく姿を変えてしまいました。
東京港に残る唯一の海岸線である葛西は、東京で人と自然がふれ合える“最後の砦”として自然との共生を目指し、公園の整備計画が進み、平成元年に葛西臨海公園の一部と、葛西海浜公園が開園しました。
かつての姿と形は変わりましたが、多くの野鳥の飛来地として、また年間300万人以上の人が訪れ、自然とふれ合うことのできる憩いの場となっています。