概要

日本野鳥の会東京は、1947年(昭和22年)9月13日に結成されました。東京の野鳥にかかわる3つの柱を軸に、さまざまな事業を行っています。


見る  バードウォッチングを中心とした野鳥や自然とのふれあいを楽しむ活動
知る  東京地域の野鳥の生息状況を調べる活動
守る  野鳥の生息地を守ったり、密猟から守る活動

  

探鳥会では、野鳥を始めとする地元の自然に詳しいリーダーが、素晴らしい野鳥の世界に皆さんをご案内します。会員以外の方もお気軽にご参加ください。

 

当会には、いつでもどなたでもご入会いただけます。野鳥が好きであれば、年齢も職業も関係なく、野鳥についての知識は必要ありません。会員が増えることは、自然を守る大きな力につながります。皆さまの暖かいご支援とご協力を心よりお願いいたします。

 

アクセス

  • 都営地下鉄新宿線、東京メトロ丸の内線・副都心線「新宿三丁目駅」(E1出口より)徒歩約1分
  • 都営地下鉄大江戸線、東京メトロ副都心線「東新宿駅」(A1出口より)徒歩約5分
  • 西武新宿線「西武新宿駅」より徒歩約8分
  • JR各線、小田急線、京王線、都営地下鉄新宿線「新宿駅」より徒歩約12分

 ※「ファミリーマート新宿5丁目店」から明治通り沿い4件南「花園神社」との間、1階「もつ鍋金太郎」、2階「青木歯科」、3階が「日本野鳥の会東京事務所」です。 

 

事務所

事務局は、会の活動が円滑に行えるよう、みなさんのご要望にお応えできるよう、次の業務を行っています。

 

会員管理(入会、継続、退会の手続き)

会計事務(一般会計、事業会計の各収入支出)

会員や各部会のサポート

会報「ユリカモメ」の編集

図鑑等の書籍や探鳥グッズの販売、注文

野鳥や自然系の蔵書(含む雑誌)の閲覧

 

お問い合わせはお問い合わせフォームか電話等でお願いします。

 

開所時間でも、外出のため電話対応できない場合がありますのでご容赦ください。

開所日が週3回のため、メールのお返事が遅くなることがありますのでご容赦ください。

 

日本野鳥の会東京

Wild Bird Society of Japan TOKYO

〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-16 新宿伊藤ビル3階

Tel::03-5273-5141(平日[月・水・金]の12時~16時30分のみ)

郵便振込口座 日本野鳥の会東京 00180-7-152717

組織体制

役員:代表(1名)、副代表(5名以内)、幹事(約20名)、会計監査(2名)

幹事会:毎月第一火曜日に開催し、事業運営に関する重要事項を審議決定します。

事務局:日常の事務を行います。事務局員は2名です。

 

主な事業の実務は次の各部会が行います。

普及部会:探鳥会や講座の開催など、自然を愛する人を増やす普及活動

保護部会:野鳥の生息する自然環境を守るための自然保護活動

研究部会:地域の鳥類相や各種の野鳥の生態を調べるための調査研究活動

編集委員会:会報『ユリカモメ』の発行

 

各地で開催される探鳥会は、担当者(探鳥会リーダー)により運営されています。

また、当会は事務局員を除き、ボランティアによって運営されています。

当会の歩み

できごと
1947年 9月13日 東京支部創立。中西悟堂氏が初代支部長。年会費20円。9月21日 明治神宮探鳥会を開催し、120名参加。
1948年 2月、旧支部報「AVES」創刊(4号で終刊)。
1949年 2月13日に新浜(行徳)探鳥会を開催。
1950年 5月、旧支部報創刊(わら半紙にガリ版印刷)。
1954年 支部報創刊。中西会長が支部長を兼任。明治神宮探鳥会参加費10円。年会費150円、会員170名。
1955年 会員総会開催。年会費200円。
1960年 探鳥会参加費20円。会員600名。
1961年 年会費300円。年末のスライド大会が始まる。
1963年 支部報創刊100号。
1964年 支部報が活版印刷になる。
1965年 支部ワッペンを作成。都民の鳥を決めようという運動が始まる。
1967年 支部長に高野伸二氏。
1970年 参加費が、例会70円、日帰りは100円、一泊以上200円、中学生以下無料となる。支部事務所は第一園芸ビル。高尾山探鳥会が月例となる。本部が財団法人となる。支部年会費500円、会員数1200名。
1971年 多磨霊園探鳥会が月例となる。東京と鳥類目録の作成に着手。支部報の7・8月号合併号を廃止し、年12回発行。
1972年 事務所が銀座の三信ビル(本部と同居)に移転。この年から、東京都の鳥類繁殖調査を行う。支部報通巻200号。
1974年 支部報がオフセット印刷になる。事務所、神田の田中ビルに移転。年会費1000円。
1975年 研究部、事業部、普及部が発足。
1976年 7月、支部報を「ユリカモメ」と改称、年会費2,000円となる。会員数1300名。
1977年 7月渋谷の第一久我屋ビルに事務所移転。会員数1400名。
1978年 清澄庭園、谷津干潟がそれぞれ月例探鳥会となる。保護部発足。11月、事務所が青山フラワービルに移転。会員数約1700名。
1979年 3月に事務所が本部と離れて、高田馬場に移転。支部のワッペン、名札を作成。大井埋立地(現・東京港野鳥公園)探鳥会が月例となる。会員数約1900名。
1980年 「東京の鳥シリーズ」連載開始。多摩川探鳥会月例となる。「ユリカモメ」第三種郵便物の認可を受ける。支部報通巻300号。
1981年 年会費2500円に。
1982年 新浜探鳥会が月例となる。5月、善福寺公園探鳥会を開始。8月、平日に自然とふれあう会(現・自然ふれあい塾)を開始。
1983年 高野伸二氏が再び支部長に。保護部で「密猟監視」キャンペーンを展開。
1984年 10月高野伸二氏没。12月中西悟堂史氏没。巣箱かけ教室を開始。
1987年 荒川下流探鳥会が月例となる。会員数約3000名。
1988年 「ユリカモメ」についてのアンケート調査を実施。
1989年 「ユリカモメ」400号。会員数約4000名。多摩川河川敷オフロードバイク対策の活動開始。
1990年 土曜・高尾山探鳥会を開始。
1991年 「ユリカモメ増刊・中西悟堂特集号」発行。平日探鳥会を開始。
1992年 「動物、鳥、植物から、皆さんへのお願い」パンフレット配布。会員数約5000名。
1994年 7月、年会費3500円に値上げ。「支部会計規定」の整備完了。
1995年 1月号より表紙を公募写真に。11月、多摩川河原で第1回東京支部祭りを実施。
1996年 葛西臨海公園が月例探鳥会に。11月号表紙写真をカラー写真に。
1997年 支部報通巻500号。支部創立50周年。会員数約6000名。9月、新宿の現在地に事務所移転。11月、50周年記念東京支部祭りを開催。
1998年 会員数約6300名。
1999年 とうきょう・カラスフォーラム’99、第1・2回カラス・シンポジウムを開催。支部報バックナンバーの永久保存用合本完成。国立国会図書館に納入。会員数約6000名。
2000年 会員数約5700名。
2002年 10月号に綴込みカラーページ特集「探鳥会の記録が語る東京湾岸の野鳥たち」。12月、東京支部主管で全国野鳥密猟対策連絡会(密対連)「第10回野鳥密猟問題シンポジウム」を開催。会員数約5100名。
2004年 日本野鳥の会創立70周年。東京バードフェスティバル(第2回)に初参加。「東京支部報発刊50周年記念号」刊行。会員数約4500名。
2005年 5月号より毎号表紙がカラーとなる。東京支部ホームページ開設。支部報通巻600号。10月号に綴込みカラーページ特集「探鳥会に行こう」。会員数約4200名。
2007年

9月、東京支部創立60周年。「東京支部創立60周年祝賀会」開催。11月、明治神宮にてYoung探鳥会『ヤン探』開始。『とうきょうのカモたち・その1』発行。

2008年 4月、東京都内(本土部)の自治体別鳥類目録発行。11月、第32回関東ブロック協議会を府中市で開催。
2010年

4月、本部の公益財団法人化に伴い、会の名称を「日本野鳥の会東京」へ変更。NPO法人リトルターンプロジェクトに団体賛助会員として入会。

2011年 3月、東日本大震災に伴い、被災地在住の支部会員の会費を1年間免除。事務局体制のスリム化を実施。
2012年

8月、2020年東京オリンピック招致委員会あてに「都立葛西臨海公園での2020年東京オリンピックカヌー競技場建設の変更についての要望書」を提出。

2013年 葛西臨海公園の東京オリンピックカヌー競技場建設の変更を要望する活動を展開(団体署名の呼びかけ、東京都知事あての要望書提出、東京都の担当部局と継続的に交渉実施、国際オリンピック連盟への直訴状の提出など)。
2014年

2月より署名活動「環境保全と両立するオリンピック開催のため、葛西臨海公園のカヌー競技会場計画の見直しを!」を展開。12月、18,412筆の署名を東京都に提出。東京都がカヌー競技場建設地の変更に向けて動き出す。10月、「葛西鳥類目録」を発行。

2016年

9月、「東京の野鳥たち~月例探鳥会7か所・20年間の記録~」を発行。10月、会員の集い(懇親会付き)を開催。11月、ジャパンバードフェスティバルに初参加。12月、シンポジウム「東京湾の再生と葛西三枚洲~ラムサール条約への登録をめざして~」を開催。

2017年

4月、東京都知事あてに要望書「「葛西・三枚洲」のラムサール条約登録湿地への推進について(お願い) 」を提出。10月、第41回関東ブロック協議会を江戸川区で開催。11月、東京支部創立70周年。屋形船による「日本野鳥の会東京70周年記念祝賀会」開催。12月、シンポジウム東京湾の再生と葛西三枚洲 ラムサール条約への登録をめざして開催。

2018年

6月、当会公式サイトリニューアル。9月、東京リーダーズフォーラム開催。10月、「東京の野鳥たち・2~月例探鳥会3か所・20年間の記録 および 明治神宮・高尾山・新浜の長期記録~」を発行。10月、葛西海浜公園ラムサール条約登録。

2019年 6月、当会オリジナル切手セット「東京の野鳥」が都内郵便局で販売開始。8月、三井住友海上 ECOM駿河台にて「東京近郊の自然再発見 野鳥写真展」を開催。9月、東京都港湾局主催「葛西海浜公園ラムサール1周年記念 湿地の恵みフェスタ」に出展。
2020年 3月、新型コロナウイルス蔓延による探鳥会の中止、5月、Zoomを使用した室内例会開始、9月Zoomを使用した探鳥会開催、11月申込制探鳥会開催
2021年 2月、申込制探鳥会開催再開、5月、SNSインスタグラム開始、7・8・9月、Zoomを使用した室内イベント開催、7・8月、熱中症対策として探鳥会中止、8月、三井住友海上 ECOM駿河台にて「東京近郊の自然再発見 野鳥写真展」開催。11月、一部月例探鳥会再開。12月、東京ヤクルトスワローズマスコットキャラクター「つば九郎」FA宣言に対して獲得オファー表明。
2022年 3月、会報ユリカモメを4・5月号より隔月に変更。6月、探鳥会昼食を一部再開。7・8月、熱中症対策として探鳥会中止。7・8月、Zoomを使用した室内イベント開催。8月、三井住友海上ECOM駿河台にて「東京近郊の自然再発見 野鳥写真展」開催。12月、新型コロナウイルス感染拡大防止のための制限を緩和
2023年 7・8月、熱中症対策として一部探鳥会中止。7・8月、Zoomを使用した室内イベント開催。8月、三井住友海上ECOM駿河台にて「東京近郊の自然再発見 野鳥写真展」開催。
2024年 7・8月、熱中症対策として一部探鳥会中止。7・8月、Zoomを使用した室内イベント開催。7月、東急電鉄にツバメの見守り感謝状を贈呈 8月、三井住友海上ECOM駿河台にて「東京近郊の自然再発見 野鳥写真展」開催。10月、「別冊ユリカモメ生物多様性特集号 月例探鳥地で暮らしている生き物たち」を「自然の魅力をわかちあう基金」(酒枝英志様、酒枝頌子様の寄付を元に設立)より刊行。

規約

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