絶滅のおそれが生じている野生生物を指す絶滅危惧種に関する話題です。
絶滅のおそれのある野生生物をリストアップし、データベースにまとめたものは「レッドリスト(正式名称:絶滅のおそれのある種のレッドリスト」と呼ばれ、スイスに本部を置く、IUCN(国際自然保護連合)により発表されています。
現在、日本の環境省も日本独自のレッドデータブックおよびレッドリストを作成していますが、これらも、このIUCNが作成したレッドリストの評価基準に基づいて作成されています。
現在、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストの改訂が検討されており、国内種で対象となっているのはタンチョウとミゾゴイです。これらの種の改定案について、鳥類の評価を担当している国際環境NGO「バードライフ・インターナショナル」が広く意見を募っています。
当会では、東京都内の里山にも人知れず生息しているミゾゴイについて、東京都内における本種の生息状況や、今回の改定案である、絶滅危惧ランクの2段階引き下げに対するコメントを投稿しました。今後も絶滅危惧種の野鳥の動向について注目していきます。
外部リンク
BirdLife's Globally Threatened Bird Forums
Japanese Night-heron (Gorsachius goisagi): revise global status?
国際環境NGO「バードライフ・インターナショナル」に投稿したコメント