西村眞一(善福寺公園探鳥会担当)
善福寺公園に春の気配を求めて、3月21日に行ってきた。昨年の東京の桜の開花日は3月14日であったが、今年は桜の開花が遅れていて、21日は桜の開花はなかった。但し桜でも開花の早い朱色の花のカンヒザクラは、満開でした。
カンヒザクラ 3月21日 善福寺公園上池
この日は特に風が強く、公園内のシダレヤナギの若葉が風になびいていた。
シダレヤナギ 3月21日 善福寺公園上池
下池はまだ冬景色だった。
善福寺公園下池 3月21日
風が強いせいか、ダイサギの飾り羽が風になびいていた。
ダイサギ 3月21日 善福寺公園下池
ジョウビタキの頭部の羽が、やはり風のせいか舞い上がっていた。
ジョウビタキ雄 3月21日 善福寺公園下池
冬鳥のシロハラとツグミは、まだいた。
シロハラ雄 3月21日 善福寺公園下池
ツグミ 3月21日 善福寺公園下池
東京の桜の開花宣言が出た2日後の3月31日に、再び善福寺公園に行ってきた。
公園内の桜は、日の当たる場所にある桜は、ほぼ満開だった。
ソメイヨシノ 3月31日 善福寺公園上池
ソメイヨシノ 3月31日 善福寺公園下池
この桜にヒヨドリが来て、花粉の蜜を食していた。
ヒヨドリ 3月31日 善福寺公園下池
ヒヨドリは、上池のシダレヤナギの花芽も食していた。
ヒヨドリ 3月31日 善福寺公園上池
下池にいたアオサギの嘴と光彩が、繁殖期になると赤くなる、婚姻色となっていた。
アオサギ 3月21日 善福寺公園下池
アオサギ 3月21日 善福寺公園下池
3月21日は冬鳥のヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキを含めて23種類を記録した。10日後の31日は、冬鳥はキンクロハジロだけで、21日には13羽いたが31日は3羽だけだった。結局31日はカワセミを含めて、12種類を記録した。
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