西村 眞一(善福寺公園探鳥会 担当)
1982年5月から始まった善福寺公園探鳥会も、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。ちょうど5月の探鳥会の時は、例年カルガモやバンの親子がいます。今年も、カルガモとバンが繁殖した。
カルガモのひな 5月17日 善福寺公園上池
このカルガモのひな達は一羽も欠けることなく順調に育ち、6月28日には既に母親と変わらぬ大きさになっていた。
バンの繁殖は久しぶりで、5月28日にはひなが4羽いた。下池のスイレンの葉の上を、歩き回っていた。それにしても、ひなが歩いても葉が沈まぬものだと、いつも思う。
バンのひな 5月28日 善福寺公園下池
6月になるとカワセミの親子を見かけるようになった。親が子供に餌のモツゴを与えていた。
カワセミの親子 6月28日 善福寺公園上池
初夏の善福寺公園で最大のエポックは、6月1日にアオバズクが下池で落鳥していたことです。残念ながらこのアオバズクは、すでに死んでいた。
来年こそは、5月の善福寺公園探鳥会が開催できることを、願っております。
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