2026年3月7日(土)開催
開催案内
3月7日(土)Kasai Bigday 2026(チームで観察種数を競う。個人参加歓迎)※雨天決行
申込制:定員60名程度( 1~4名単位で申込。
先着順ではありません。できるだけ多数受け付けますが、定員を大幅に超える場合は会員優先で抽選)
参加費:1000円( 18歳未満無料)
申込期間:~2月23日(延長の場合あり)、申し込みフォーム
抽選結果:2月25日までに当選者にメールでご連絡します
集 合:午前9時 JR京葉線葛西臨海公園駅下
解 散:午後2時頃 鳥類園にて
持ち物:観察道具、弁当、飲み物、雨具
見どころ:冬の葛西は探鳥のベストシーズン、1日に50種以上の観察も可能です。その葛西で少人数(5人程度)チームの対抗形式で制限時間内に観察した種数を競う 「Kasai BIg Day 」も4回目の開催。精鋭4人で申し込むもよし、お友達同士やご家族、もちろんおひとり様での申し込みも大歓迎。各チームがリーダーを含めて6人程度となるよう事務局でチームを編成します。チーム毎の観察種をeBirdで記録・共有。今年も優勝チームへの賞品は鳥類菓子図録さんの特製アイシングクッキー(図柄はお楽しみに)を用意しています。また観察種数の上位チームには素敵な賞品を用意、参加者全員を対象のジャンケン大会やお茶会もあります。
なお当日は予約制でZeiss社の双眼鏡の貸し出しもあるので申し込み時にご希望をご回答ください。
以下、会報ユリカモメに掲載した2025年のKasaiBigDay開催記です。
Kasai BigDay 2025開催記
Kasai BigDayの概要
3回目を迎え、今年も3月の第1土曜日の3月8日に葛西臨海公園で開催しました。このイベントは、月例などの大人数での探鳥会とは異なり、5人程度のチームで約3時間探鳥し、その間に観察した種数を競うという競技形式の申込制探鳥会です。
参加者は、ご家族やお友達と一緒に申し込まれる方も個人で申し込まれる方もおられますが、事務局が探鳥歴・年齢などを参考にうまくブレンドしてそれぞれ1名のリーダが率いるチームに仕上げます。今回は13名のリーダに協力してもらったので、申込者全員(61名)全員を受け入れることができました。参加者には初心者の方、家族連れの方、ベテランの方など幅広くおられるので、まだ参加したことのない方はぜひ来年の参加をご検討ください。
Kasai BigDay当日
当日は8時半から受付開始、予約していた方にはカールツァイスさんの双眼鏡を貸し出します。9時から挨拶・説明、チーム分けのあとは、13人のリーダが率いるチーム別に自己紹介と作戦会議後に葛西臨海公園内を9時半から12時半までの3時間かけて鳥を探します。
野鳥はチームのうち二人以上(もちろんリーダはできるだけ全員が見れるよう努力)が見たり聞いたりした鳥をカウントし、eBirdに入力します。もちろん安全も大事なので、必ずリーダと一緒に行動すること、走らないことなどはお約束です。
競技がスタートすると今年は探鳥会と同じように西エリア→渚エリア→鳥類園と回る標準コースを取るチームが多かったようです。
3時間の探鳥のあとはチームごとに昼食をとりながら今日の探鳥の成果を振り返ります。この時に紙の記録もeBirdに登録しました。eBirdを使うのは、野鳥観察に便利なツールであるのとともに、野鳥の保護・研究にも役立つからです。最終的に事務局でトリップレポートとしてまとめ、全体での観察種数、各チームの観察種数などが確認できます。
結果発表と表彰式
今回は探鳥会全体としての記録は事務局を含めた14チームで65種(含外来種)、優勝チームは54種、2位(2組)は52種でした(詳細は上記トリップレポートをご参照ください)。去年に続きトップは小学生親子チームで、種数も偶然一致しています。小学生は目の良さに加えて、大人に負けない競争心が勝因のようです。
今回も優勝チームには「鳥類野鳥図録」さんに毎回とても好評の特注アイシングクッキーを用意してもらいました。初回のカワセミ、2回目のレンジャク2種に続いて、今回はミヤコドリです。なんとお味はニンジン風味にしてみたとのことですが、もったいなくて食べられませんね。
また今回は、4位までのチームには、鳥類菓子図録さんのアイシングクッキーをモチーフにしたフィギュアマグネット(全6種類。ガチャは売り切れ状態だそうです)と、5位までの入賞チームには、30台以上の双眼鏡の無料貸出しにご協力いただいたカールツァイスさんから素敵なロゴ入りCAPを進呈いただきました。
参加者のご感想と次回に向けて
たくさんのアンケートの回答・コメントをいただいているので、全員の集合写真とあわせて一部を紹介します。
多くの参加者の方は満足されていることが確認でき事務局としてはほっとしました。一方で3時間が長いと感じられた方も若干おられました。今回は一時的に小雨の寒い日で、昼食後の鳥合わせは急遽鳥類園ウォッチングセンター一階の部屋に移動しましたが、事前の準備が重要だと改めて反省しました。
優勝賞品や入賞者への賞品も用意していることから参加費は1000円と通常より高い設定ですが、アンケートでは多くの方が満足されているので、このまま続けたいと思います。
またチーム行動の時間が長いので名札があったほうが良いという複数のご意見もいただいていますので、これは次回に生かしたいと思います。
観察記録の分析
各チームの観察した記録をeBirdに登録しているので、少しデータを分析してみました。 探鳥会全体では65種類を確認していますが、全チームが観察できた鳥は、おなじみのキジバト・シジュウカラなどの留鳥、冬の水鳥・小鳥など26種でした。今シーズンなかなか観察できなかったツグミや比較的観察しにくいアカハラなども全チームが観察できたようです。この時期にしては当日は寒かったので、ようやく冬本番という感じです。 次に単独のチームだけ観察できたた鳥(=今回のレア種)は以下の9種です。
ヒクイナ、タシギ、カモメ、ニシセグロカモメ、ノスリ、ヤマガラ、ルリビタキ、ベニマシコ、クロジ
ちょっとマニアな鳥からあこがれの鳥までいろいろですね。冬の葛西ではノスリは比較的見る機会が多いですが、今回は珍しかったようです。ルリビタキやベニマシコも葛西でみられるのですね!今回のベニマシコの観察は声だけだったようですが、2月の探鳥会ではリーダの一人が東なぎさの芦原にいるオスの姿を確認しているので、よく探せば見つかるようです。
今回の優勝チームの観察種数は54種類で、このチームだけ観察できたのは(ただ)カモメ、ヤマガラの2種でした。そのチームだけが観察した種が一番多かったのは、2位チームで、ヒクイナ、ニシセグロカモメ、ルリビタキの3種。逆に、1チームだけ見逃した鳥の数が一番多かったのは最下位の事務局チームの5種でした。
つまり、優勝するにはレアな鳥を見つけるのも重要ですが、基本種を確実に抑えておく必要もあるということです。次回参加される方は、ぜひ作戦立案の参考にしてくださいね。
なお、過去のKasaiBigDayの観察種数は2023年は61種、2024年は70種でした。このうち、今年だけ観察できたのは6種、過去に観察できなかったのは15種でした。ということは、来年のKasaiBigDayでは運が良ければ75種くらい観察することができるかもしれないですね。次回も楽しめるよう企画するので、今回参加された方はもちろん、まだ参加されていない方も是非奮ってご参加ください。
普及部/小島



