ラムサール条約とは

ラムサール条約は、1971年にイランのカスピ海湖畔の町ラムサールで採択された国際条約です。生物多様性に富んだ重要な湿地を世界各国が保全し、湿地の恵みを賢明に利用していくことを目的としています。現在、世界で169か国、条約湿地数は2243にのぼります(2016年10月現在)。日本は1980年に加入し、北海道から沖縄まで50か所の湿地が登録されています。

 

ラムサール条約についての詳細は、こちらをご覧ください。

環境省 ラムサール条約と条約湿地

葛西三枚洲をラムサール条約湿地登録の意義

  • 葛西三枚洲の大切さが改めて見直され、ひいては東京湾全体の干潟環境を保全していく動きを後押しします。
  • 干潟環境の保全と、レクリエーションを中心とした利用の両立を目指す契機となります。
  • 干潟環境に親しみ、大切さを理解するための活動が活性化するきっかけとなります。
  • 2020年東京オリンピックを契機に、東京の自然環境を世界にアピールできます。

ラムサール条約の理念

条約の目的である湿地の「保全(・再生)」と「ワイズユース(賢明な利用)」、これらを促進する「交流、学習(CEPA)」。これら3つが条約の基盤となる考え方です。