『柳生会長の色紙』

西村眞一(中西悟堂研究家/善福寺公園探鳥会担当)

 日本野鳥の会東京(以下当会)は、7月に1997年9月から使用していた新宿の事務所を、渋谷区笹塚へと移転した。

新宿の事務所での移転作業の中で、棚の奥にあった柳生 博さんの色紙が出てきた。

 

 「日本野鳥の会 会長 柳生 博」と揮毫してある。

2007年当時、柳生さんは日本野鳥の会の5代目会長であった。

ちなみに初代会長は、中西悟堂さんである。

柳生さんに関しては、当コラムの『悟堂山荘とジョウビタキ』に書いた。

 当会(当時は日本野鳥の会東京支部)の創立は、本コラム『77年前の明治神宮探鳥会』でも書いたが、昭和22(1947)年9月13日であった。

それから60周年を迎えた、2007年9月29日に、渋谷区千駄ヶ谷区民会館で「東京支部創立60周年祝賀会」を開催した。

この祝賀会に、柳生会長を招待した。

 

 ユリカモメ2007年9月号に室内例会「東京支部創立60周年祝賀会」の案内が掲載されている。

 

表紙の写真:〔50年前の珍鳥、ミヤコドリ〕~1957年9月29日 千葉県浦安にて~

(撮影:塚本洋三/バード・フォト・アーカイブス)

 

 創立60周年を記念して、当会はユリカモメのバッジ(400円)を作成した。

 

記念バッジ (大塚 豊所蔵)

 

また興和提供の創立60周年記念ルーペ付きスケールは、無料で会員に配布した。

 

創立60周年記念ルーペ付きスケール(西村眞一所蔵)

 

ユリカモメ2007年9月号には、当会の小史も掲載した。

 

 「東京支部創立60周年祝賀会」には柳生会長もお見えになり、来賓を代表して日本野鳥の会専務理事の鈴木君子さんから、ご祝辞をいただいた。

また当会の支部長であった鈴木正男さん、門司和夫さん、坂本宗吏朗さんへ感謝状が贈呈された。

後半には、当会の初期からの会員であった岡田泰明さんによる「東京支部の歴史」の講演があった。

祝賀会の様子は、ユリカモメ2007年12月号に中村一也さんによる参加記事の他に、裏表紙に祝賀会の写真と共に報告した。

 

 2年後の2027年9月には、当会の創立80周年を迎える。